子供の肥満が急増している

子供の肥満が急増している

現在、子供の肥満が急増しています。社会問題に取り上げられている中国では国家を挙げて真剣に政策に取り組んでいるほどです。

豊かな食生活に加え欧米化された現在の日本の食卓では、魚や野菜よりも肉を多く採るようになりました。小さい頃から、偏食や過食という生活習慣がついています。おやつをたくさん食べ、外で遊ばず家の中でテレビゲームをする。食事はインスタントや外食が多く、夜は遅くまで起きている。といった生活習慣が原因です。運動量が少ないため摂取カロリーが消費できず、肥満や糖尿になりがちです。

【小児生活習慣病の予防には】
 食習慣と運動習慣を見直しましょう。
 おやつには甘いものは避けるように工夫をしましょう。
 睡眠不足は自律神経の失調をもたらします。十分な睡眠を心がけましょう。

大人と違い、子供にはまだまだ長い人生が待っています。小さい頃から生活習慣病を患うと、大人以上に治療が困難になります。しっかりとお子さんの生活習慣を管理してあげてください。本当にお子さんのことを考えてあげられるのは親御さんだけなのですから。

脂肪の多い食品を食べていると、当然肥満外来になっていきます。予防対策として脂肪の多い食品にはどのようなものがあるかを知り、食事療法に役立てましょう。食事療法として、一般に脂肪の摂取量は総カロリーの20％とするのが基本です。肥満の予防対策として知っておきたい脂肪を多く含む食品は、肉の脂身、鶏肉の皮、霜降り肉、ベーコン、バター、チーズ、牛乳、マヨネーズ、アイスクリーム、ソーセージなどがあります。

食事療法としては、これらの動物性の脂肪が多い食品は摂取量を控えたいものです。しかし、動物性であっても鶏のささ身やかれい、かじき、たい、などは脂肪が少ないものなので覚えておきましょう。食事療法の基本としては、脂肪を多く含む食品を控えること、動物性脂肪よりも豆類やナッツ類、ゴマなどの植物性脂肪や魚を多くとることです